ピーマンの育て方|畑の準備と苗の植え付け
ピーマンは初心者でも育てやすい野菜です。
まずは畑の土づくりから、定植2週間前に苦土石灰を投入し土の酸度調整をします。
その後、1週間前に堆肥と化成肥料を入れてしっかりと耕し、畝を立てます。
畝幅は70cmくらいで畝高は10cm、ピーマンの株と株の間は50cm程度空けて植えつけします。
植え付け後は土にしっかりと根づくように水をたっぷり与えます。
ピーマンの苗がしっかり根づくまでは風よけをつけて苗を寒さから守りましょう!
良い苗の選び方
・茎が太い
・葉の節間がせまい
・1番花が咲き始めている
・葉の色が濃いもの
ピーマンの育て方|収穫までの管理
ピーマンはそのまま放置しておくと葉があちこちで生い茂り風通しが悪くなり病気や害虫のアブラムシの発生につながります。
風通しが良くなるように整枝してあげましょう!
1番花の下のわき芽を2本だけ残してそれより下の他のわき芽はすべて摘み取ります。
あとは株の成長を促すために1番花も実をつける前に摘み取ります。
ピーマンは主枝とわき芽2本の合計3本を伸ばす3本仕立てで育てます。
ピーマンは花が咲くたびに枝分かれしていくので内側に向かって伸びる枝葉は株の日当たりが悪くなるので整枝していきます。
ピーマンの支柱はまず株の横に本支柱を立てしっかりと株を固定します。
あとは3本仕立ての枝に沿って支柱を立てるか、もしくは周りに支柱を立てそこからヒモで結んで枝を支えるかのどちらかにします。
ピーマンの追肥は実ができ始めたころから2週間に1回程度、化成肥料または液肥を与えます。
ピーマンは肥料切れをおこすと実なりがわるくなるので追肥は重要です!
その他ピーマンの特徴として乾燥に弱いという性質もあるので夏場の水切れには注意が必要です!
ピーマン栽培のまとめ
科目:ナス科
栽培適温:25~30℃
日当たり:日なた
水やり:乾燥に弱い
株間:50cm
畝幅:70cm