野菜の育て方

ミニキュウリの育て方【種から育てるミニキュウリ栽培】

投稿日:2021年11月18日 更新日:

ミニキュウリを種から育てて見ました!

今年は初めてミニキュウリを育ててみました。

 

以前から小さなキュウリ、ミニキュウリという品種があるというのは聞いていたのですが、なかなか苗を見つけることができずにミニキュウリ栽培に挑戦できずにいました。

 

今年もミニキュウリの苗を買おうと苗売り場を探してみました。

しかしなかなかミニキュウリの苗を見つけられません。

 

そこで今年はミニキュウリを種から育ててみることにしました

 

ただミニキュウリの種もなかなか近くのホームセンターでは売っているのを見つけることはできません。

 

通販でミニキュウリの種を販売しているのを見つけたので通販でミニキュウリの種を手に入れました。

 

私が購入したのはスナッキューという品種のミニキュウリの種

 

8粒で638円と割りと高め。。。

送料もいれると900円近くになりました。

 

やはり一般的なキュウリの種に比べると特殊な品種の種は高いんですね。。。

 

 

ミニキュウリはスナッキュー以外にも様々な種類の品種があります

いろいろ試して育ってみたいですね~。

 

 

 

ミニキュウリの苗の育て方

そんな感じで手に入れたミニキュウリの種をポットに蒔いて、まずはミニキュウリの苗を育てることにしました。

 

5月の中旬ごろの苗の植えつけに間に合うように4/5にミニキュウリの種をポットに蒔きました。

 

ミニキュウリの種

 

ポットには培養土を使用し、外のビニール温室で発芽を待ちました。

 

ポットに種まきしたミニキュウリでしたがなかなか発芽せず、ようやく芽が出始めたのが種まきから15日経った頃でした。

そこから少しずつ発芽し、ゆっくりとしたペースで成長し、種まきから50日目の5/25にようやく苗の植え付けを実施できました。

 

ミニキュウリの苗を育ててみて思ったのはやはり気温が低いと成長が遅いです。

気温が低いせいか発芽するまで15日もかかってしまいました。

 

次回ミニキュウリを育てる時は発芽するまでは外のビニール温室ではなく温かいウチの中で発芽までは育てた方がいいかなと感じました

ミニキュウリのプランター栽培【プランター栽培での収穫数は?】

プランターに培養土を入れてミニキュウリの苗を植えつけます。

 

今回は市販の培養土で、肥料も入っている培養土を使用したので元肥はいれないで使用しました。

ミニキュウリのプランター栽培

 

ミニキュウリもキュウリと同様に脇芽が出ますが、まずは上に成長させるために脇芽は欠いていきます。

 

ミニキュウリに実がついたら始めのうちは早採りして株の負担を少なくする方がミニキュウリの株の成長が早くなります

 

実が付きはじめてから追肥を開始します。

追肥は即効性で扱いやすい液肥の方が良さそうです。

 

ミニキュウリは成長が早いので肥料を切らすことのないように注意します。

今回は液肥を週に1回与え続けました。

 

またミニキュウリは乾燥にも弱いので水分を切らさないようにしましょう。

 

特にミニキュウリのプランター栽培では水やりの加減がむずかしいです。

 

土が十分に乾いてから水やりを行い、プランターの下から水が出るくらいまで水を与えるのが良さそうです。

 

今年初めてのミニキュウリのプランター栽培でしたが1株で収穫数は35本採れました。

ミニキュウリはプランターでも十分栽培できますね!

ミニキュウリの地植えでの育て方【ミニキュウリの地植えでの収穫数は?】

ミニキュウリの地植え栽培、まずは土づくり。

 

苦土石灰、化成肥料、堆肥を畑に投入ししっかりと耕します。

 

耕した後はマルチを張って植え付けまで地温をしっかりと上げておきます。

 

本葉4~5枚くらいまで成長したら苗を植えつけます

ミニキュウリの自作苗

 

苗を植えつけた後はミニキュウリの株のまわりをビニールで囲い風よけをつけます。

 

北海道では5月下旬でも寒い日があるので風よけは必須ですね。

 

ミニキュウリの株が大きくなる前に支柱を立ててネットを張りミニキュウリが上に成長できるようにしておきます。

 

プランター栽培の時と同様に実がつき始めたら始めのうちは早め早めに収穫します

 

実がつきはじめてから追肥を開始、肥料は切らさないように注意します。

 

プランターに比べるとやはり地植えの方が成長は早いですね!

 

収穫数もやはり地植えの方がたくさん収穫できます

 

今回は2株のミニキュウリを地植え栽培しましたが、2株で156本の収穫数でした。

1株あたり78本の収穫。

 

プランターと比べてみると、プランター栽培の2.2培の収穫量!

 

やはり地植えの方がたくさん収穫できますね!

ミニキュウリがよく被害を受ける害虫!

今回のミニキュウリ栽培でついた害虫は主にアブラムシでした。

 

アブラムシ以外の害虫の被害はなく、とにかくミニキュウリ栽培はアブラムシ対策が重要です。

害虫のアブラムシとその仲間のアリ

 

一番簡単なのはアブラムシに効果のある農薬を使うのが一番ですが、あまり農薬は使用したくないのでここでは農薬以外の方法でのアブラムシ対策を紹介します。

 

まず一番手っ取り早いのが粘着テープで貼り付けて駆除する方法

 

この駆除方法が一番目に見えて早いです。

 

粘着テープは粘着力が強すぎるとミニキュウリ自体も痛めてしまうので、養生テープが一番使いやすくて良いでしょう。

粘着テープにアブラムシをひっつけて駆除していきますが、アブラムシがつぶれることによりベタベタする露が葉に付着し病気になることもあります。

 

粘着テープで駆除したあとは、駆除したところを水で洗い流すことをセットにしてアブラムシ対策をしたいですね。

ただこれでアブラムシが居なくなるわけではないので、粘着テープでの駆除を数日おきに繰り返す必要があり、ちょっと大変です。

 

2つめはテントウムシによる駆除です。

 

これはまずテントウムシを見つけてきてミニキュウリに放つ方法。

テントウムシはナミテントウかナナホシテントウが見つけやすくて良いでしょう!

 

すぐにアブラムシを減らすことはできませんが、ある程度爆発的な発生を抑えることができます。

ただアブラムシの数を押さえ込むにはけっこうな数のテントウムシが必要ですね。

アブラムシを食べるナミテントウ

 

3つめはヒラタアブの幼虫による駆除です。

 

テントウムシよりもたくさんのアブラムシを食べてくれます。

ただ捕まえてくるというのが少しむずかしそう。。。

 

ウチの場合はヒラタアブが卵をミニキュウリに産み付けていったようで、いつの間にか居ました。。。

 

ヒラタアブは見た目が少しグロテスク。。。

見た目はあまり良くない。。。ヒラタアブの幼虫

 

思わず害虫と間違えて駆除してしまいそうです。。。

 

とりあえずこの3つのアブラムシ対策でなんとかミニキュウリ栽培をアブラムシから守ることができました。

種から育てるミニキュウリ栽培のまとめ!

 

・ミニキュウリは苗の入手が困難なので種から育てる

・発芽には温度が重要

・プランターでも栽培可能だが収穫量は地植えの約半分

 (2021年の収穫数 プランター35本、地植え78本)

・水、肥料を切らさないようにする

・前半は早め早めに実を収穫する

・アブラムシの発生に気を付ける

 

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