積算温度からスイカの収穫時期を考える
いよいよ待ちに待った。。。今日はスイカの収穫です!あいにくの天気、先ほどまで雨が降っていましたが今は曇り空。5/21日に苗の植え付けをしてから、栽培日数は今日で117日。約4ヶ月という長い栽培期間でした。
はじめてのスイカの栽培でしたが1株で2玉を実らすことができ、外見上は見事に成功と言っても良いでしょう!
あとはスイカの果実を割った時に中身がどうなっているか?味はどうなのか?
食べごろかどうかは収穫してみないと分かりません。
人工受粉してからの積算温度が1000℃くらいになりそうな9/15日を収穫の予定日にしていました。しかし9月に入ってからの北海道の気温は平年よりも低い日が続き、けっきょくのところ人工受粉日からの積算温度は今日までで962.4℃でした。
ただ2玉がほぼ同時期に結実していることもあり積算温度は1000℃になっていませんが、今日1つ収穫してみて食べごろかどうか、ようすを見てみたいと思います。
まずは1玉目のようすは。。。
スイカの実がついている葉はすっかり枯れてひげヅルも枯れています。
葉の枯れ、ひげヅルの枯れと2つの収穫時期のサインが出ています。
スイカのお尻の部分。ヘタの大きさは。。。そんなに大きいわけでもなく小さめ。色は茶色です。
つぎにスイカ2玉めのようすは
大きさはこちらのスイカのほうが大きめです。黒いしま模様もこちらのほうが濃い感じ。1玉目の人工受粉日は不明ですがこちらは7/24日の受粉です。
こっちはスイカについている葉はまだ枯れていません。ひげヅルは1玉目のスイカと同じく枯れています。
お尻のヘタの部分は1玉目のスイカと同じような大きさです。色はこちらは少し白っぽいですね。
食べごろの収穫サインは1玉目のほうが多い気がするので本日収穫するのは1玉目のスイカに決めました!!
それでは、はじめてのスイカの収穫作業。やはり自分で育てた初めてのスイカ、感慨深いです。
苗の植え付けから成長期の前半はアブラムシの襲撃にあいましたがなんとかここまでたどり着けて嬉しいかぎりです。
ハサミを入れます。
人生初のスイカ収穫第1号!!
けっこうな重さ。
たて約30センチで横は約25センチの楕円形。
欲をいえば、まん丸のスイカを育てたかったですが・・・
それは来年以降の課題にします。
ずっしりと重いスイカを落とさないようにウチに運び、重さを計ってみると・・・
記念すべき、はじめて収穫したスイカの重量は9.6キロ。どうせなら10キロオーバーしたかったなぁ。。。
あと400gだったのに。
2玉目に期待です!!
さてここからが本題。収穫したスイカの中身がどうなっているか!?何日か前にはスイカを割ったら中身が真っ白になっている夢を見たり、自分の深層心理の中でかなりスイカの中身が気になっているようです。
台所に移動していよいよ半分に切ります。よくよく考えればスイカに包丁を入れるのも人生で初めてです。
こんなに大きいスイカを切るというのもなかなか難しいものなんですね!少しずつ包丁を入れて切断。
割ってみると。。。
中身は見事に熟したスイカ。うまくスイカを育てることができました!!肝心の味のほうは。。。
冷やす前にひとくち味見。
なかなかの甘さ。味も大満足です!!
はじめてのスイカ栽培のまとめ
あともう1玉の収穫を残していますが、はじめてのスイカ栽培の考察をまとめます。
まずは人工受粉の時期についてはもう少し早く受粉し結実させたかったかなと思います。人工受粉の成功・結実の遅れにより8月の収穫が間に合わなかったのが来年への課題です。やはりスイカはお盆に食べたいです。
あとは同時期の受粉になってしまうと収穫時期も重なるのでここも注意をしたいですね!一気に食べれるようなものでもないので・・・
あとは前半のアブラムシの増殖で一時株が弱っていた時期があったのでこのあたりも注意をし早めにツルが成長できるように気を付けたいですね!
まだ1玉収穫しただけなのでスイカの食べごろについてはまだはっきりとは分かりませんが、人工受粉からの積算温度が1000℃という目安が分かりやすく今後スイカの食べごろの判断基準のひとつにはなりそうです!