家庭菜園の大敵。。。アリが来ると現れる害虫とは。。。?
5月21日に定植し24日目を迎えたピーマン。
気温がなかなか上がってこないので寒さによわいピーマンは成長が遅くなっています。
いつもなら花が咲いてもおかしくない時期なんですが。。。
朝の巡回でピーマンのようすを見てみると1匹のアリが。。。
アリとアブラムシは共生関係。
アリはアブラムシを植物まで運んできて、そこでアブラムシが植物の汁を吸い甘い分泌物を出します。
アブラムシのその甘い分泌物がアリのエサとなるのです。
ゆえに アリが植物にくると必ずと言っていいほどアブラムシがつきます。
ピーマンはうちの家庭菜園のなかでも一番アブラムシのつきやすい野菜なので要チェックです。
さっそくアブラムシのつきやすい新芽と葉の裏側を点検します。
いまのところまだアブラムシはついていないようす。
とりあえずはひと安心ですが、アリがうろついているところを見ると、近いうちにアブラムシがつきそうですね。。。
共生関係のアリとアブラムシへの対策!
ここでわが家のアブラムシ対策。
まず予防策として酢をうすめた水をスプレーに入れて散布します。
酢の濃度は10%くらいにしています。
いつもは週に1回程度散布していますが、アリがついている状態なのでピーマンは頻度をあげて散布します。
わが家では10%の酢のスプレーで株が枯れたりしたことはありませんが散布のしすぎには注意が必要かもしれません。
わたしは実践したことはありませんが牛乳のスプレーでもアブラムシの駆除に効果があるらしく、アブラムシが呼吸できずに死んでしまうそうです。
それ以外では家庭菜園でもつかえるようなアブラムシ駆除の農薬もありますが、できればせっかくの家庭菜園、農薬はあまりつかいたくありません。
また、農薬はテントウムシなどの益虫にも害を与えてしまうので使用するときは注意が必要です。
うちではアブラムシがつきはじめたら、もう全滅させる対策はありません。
ただ数を減らす、増殖を抑える対策として水スプレーでアブラムシを吹き飛ばしたり、粘着テープで捕獲したりしています。
農薬を使わない一番の効果的なアブラムシ対策はテントウムシを捕獲してきてアブラムシのついている株に放すことですね。
今まででこれが一番アブラムシを減らす効果がありました。
テントウムシがそこで卵を産み、テントウムシが住み着けば一気にアブラムシは少なくなっていきます。
また、うちの家庭菜園でもテントウムシを捕獲してきて放虫する季節の始まりです!