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水はけの悪い庭に家庭菜園用の畑をつくりたい!
まろんがこの土地に引っ越してきた時の庭は雑草が生い茂り砂利だらけ。
とても殺風景な荒地の庭でした。。。
しかも雨が降ると庭の土の上には水たまりがたくさんできてしまい、水が何日もひかないような状態の 水はけの悪い庭 でした。
そんな水はけの悪い庭でしたが。。。
なんとか家庭菜園ができるように畑を作りたいっ!!
と一念発起!!
水はけの改善対策と家庭菜園用の畑づくりで1番カンタンな方法は外構業者に頼んでやってもらうことですが、そんなお金の余裕もなく…(涙)
ここは自分の力で。。。
DIYでやるしかないと思い、庭の水はけの解消 と 家庭菜園の畑づくり に挑戦しました!
庭の水が引かないっ!水はけの悪い原因をさぐる!
家庭菜園の畑を作る前にまず庭の水はけが悪い原因を探ることにしました。
。。。というのも水はけが悪いまま穴を掘ってそこに家庭菜園用の用土を入れたとしても雨が降るたびに水がひかない状態が続き、土は水分でドロドロになり野菜の根が呼吸できずに根腐れしてしまう恐れがあるからです。
まずは庭に穴を掘り、どうして水はけが悪いのか地層を調べることにしました。
穴を掘るといってもこれがなかなか大変な作業。
深くまで穴を掘ろうとするとスコップだけでは下に進むほど掘った土を上に掻き出すことが難しくなり、あらかじめ大きめの穴をあけなくては土を掘り出せません。
スコップで深く穴を掘ろうとすると必然的に土を掘る面積が広くなってしまいます。。。
そこで小さなタテ穴を掘るのに便利な道具がこの穴掘り器!
こんな便利な穴掘り機があるなんて知りませんでした!!
大人になってこんなに本格的に穴を掘るなんて思ってもなかったので…
スコップと違いまっすぐに下へ掘り進んでいけるのでスコップに比べ短時間で深いタテ穴をあけることができます。
また、スコップだと穴が深くなるにつれて掘った土を外に出しづらくなるので、小さなタテ穴掘りにはこの穴掘り機はかなり使いやすいですね。
使い方はカンタン!
まずスコップで穴を掘って、穴が狭くてスコップを使えなくなってからこの穴掘り器の出番です。
穴の底の土にこの穴掘り器を突き刺してから、上部のハンドルを開きます。
すると下部のシャベル部分でささったところの土をしっかりつかんでくれますので、そのまま穴掘り器を上にあげて掘った土を取り出していきます。
この作業を繰り返してどんどんと縦穴を掘っていきます。
まぁ作業的にはけっこう大変なんですが。。。
深い縦穴を掘るにはなくてはならない存在ですね!
ただ大きく穴を掘るようなときはスコップとツルハシだけでも大丈夫です!
穴を掘って庭の水はけが悪い原因を探ってみると。。。
ウチの庭の土がこのような地層になっていることがわかりました。
雨が降っても 粘土層に遮られて水分が地下の砂の層に抜けづらい地層。
これでは確かに雨が降っても水が引かず、水はけが悪いはずです。。。
ウチの庭の場合、水が乾くのはおそらく蒸発がほとんどで、地下に浸透していく水の量が少なくて水はけが悪かったのです。
水はけを良くするには地下に水を浸透させることが重要です。
これで庭の水はけが悪い原因がわかりました。
さて、つぎは庭の水はけの悪さを改善・解消するにはどうするか。。。
庭の水はけが劇的に改善!
ジメジメした庭とサヨナラ~水はけ解消法!
穴を掘ったことで庭の地層が明らかになり、水はけの悪い原因が分かりました。
カチカチの粘土層を下に突き破ると不思議なくらいのサラサラの砂の層があることが分かり、砂の層の水の浸透度の調査を実施。
粘土層では水は引かずに溜まる状態でしたが、粘土層を突き破り砂の層までいくと水がどんどん浸透していくことが分かりました。
そこで庭の水はけの改善のために庭に数か所、砂の層までのタテ穴を掘ることにしました。
粘土層を突き破って砂の層までいくには深さが約120cm~150cmくらいはありました。
また砂利土の層も粘土層も土が固く、しかも大きな石がゴロゴロあり、穴を掘るのはかなりの重労働でした。
ここで先ほどの穴掘り器が大活躍!
スコップで穴を掘るよりも短時間でたくさんのタテ穴を掘ることができました。
タテ穴を庭に計6本くらい掘り、砂の層まで貫通させた後はその穴を埋めていきます。
タテ穴を埋める時には、まず土を掘りだした時に出てきた大きめの石や砂利を投入しその後に土を入れていきます。
こんな感じで粘土層のあたりまでは石を敷き詰め、水が地下に浸透しやすいようにしました。
我が家の庭ではこのような雨水が浸透しやすい穴を6本くらいあけたことで劇的に水の排水が良くなり水はけの改善・解消ができました。
水はけのよい家庭菜園の畑が完成!
この要領で家庭菜園の畑予定地の地面を掘り進み、粘土層を破壊。
粘土層の地層を突き破り、粘土層の下の砂地の地層まで穴を掘りました。
ある程度掘りすすむと小さい穴を掘るよりも大きい穴のほうがツルハシや剣先スコップなどを使ってカンタンに穴を掘り進めますね!
畑の下は水はけを良くするためにかなり大きな穴をあけました。
取り除いた粘土層の地層に掘り出した大きな石を入れて、畑の水はけが解消しやすいようにしました。
いちおう畑は長い年月の間に水はけが悪くなると困るので、石を入れた後に石の間に土が入り目詰まりしないように防草シートを敷きました。
水はけが悪くなって再度穴を掘るのはやりたくないですもんね~。
そしてその上から掘り出した土を園芸フルイにかけ砂利やガラを取り除き、土のみを畑に戻しました。
この土フルイの際には、ふるった土のあまり細かいものは水はけが悪くなる原因となるので微塵の土は畑に戻さないようにしました。
最終的に畑の土が足りなくなったのであとはホームセンターで買ってきた培養土を畑に補充し、ようやく家庭菜園の畑ができました。
約300cm×380cm(約3.5坪)の家庭菜園の畑の完成です!!
同じように水はけが悪い庭でお困りのかたで、もしウチの庭のような地層であれば粘土層の下に水を浸透させることで
水の排水の改善・解消ができる と思います!
まずは水はけの悪い庭の地層を調べてみて、水はけの悪い原因を調べることから始めて見ましょう!