9月になってもスイカがひとつも受粉しない!
今年はスイカの空中栽培に挑戦!
「しまこだま」という中玉スイカの栽培に挑戦していましたが、うまくスイカが受粉しないで結局実がならないで終わってしまいました。。。
もう9月にはいったので仮に今受粉しても収穫前に枯れてしまうでしょう。。。
せっかくのスイカの空中栽培初挑戦も失敗に終わりそうです。
これまでのスイカ栽培では途中で枯れてしまって未収穫に終わることはありましたが、最後まで実がつかないで終わることはありませんでした。
今回はなぜスイカの受粉がうまくいかなかったのか、スイカの実がならなかったのか原因を探りたいと思います。
スイカが受粉しない!実がならない原因
なぜ今年はスイカがうまく受粉しないのか、実にならなかったのか原因を調べてみました。
スイカが受粉しない原因の1つはツルぼけといって肥料が効きすぎることにより、スイカの樹勢が強くなりスイカの花が少なくなったり、受粉しづらくなったりすることがあるようです。
しかしウチの場合は元肥は少なめで栽培していて、追肥も実がついてから与えるようにしているのでツルぼけの影響ではなさそう。。。
それ以外の原因では日照不足や低温などの影響で受粉しないことがあるそうです。
そこで今年の7月と8月の気象データを調べてみました。
人工授粉しなくても勝手にどんどんとスイカが受粉していた昨年と気象データを比べてみると。。。
まずは降水量。
昨年に比べると突出して今年の8月の雨量が多いです!
昨年の2倍以上の雨量で平年と比べても約1.3倍の雨量となりました。
気温は今年の場合は7月と8月が逆転現象、8月の方が平均気温が下がっています。
これは今年の8月が降水量が多かったので、晴れの日が少なくやはり気温が上がりづらかった影響がありそうです。
あとは7月が雨が少なく、天気の良い日が多かったので7月の気温が高くなったとも考えられそうです。
日照時間に関しては今年は平年よりも長かった。
ただスイカの受粉が良かった昨年に比べると8月は昨年よりも短めとなっています。
スイカの受粉がよく、実がよくついた昨年の8月は日照時間が平年を大きく上回っていて雨量も少なかった。
日照時間が長く、雨量が少ないほうがスイカの受粉には良い条件と言えそうです。
気象データを見る限りでは、今年の「スイカが受粉しない、実がならない」原因は8月の雨量が多かったことが原因の可能性が高そうです。
なんとなく雨はスイカの受粉には良くないんだろうなとは感じていましたが。。。
気象データを見るとハッキリと結果が見えてきますね。
ここまでスイカの受粉が雨に悪影響を受けるとは思っていなかったので良い教訓になりました!
この教訓をふまえて来年こそ失敗しないように、スイカの空中栽培に挑戦したいと思います!
「スイカが受粉しない、実がならない」原因のまとめ
・雨はスイカの受粉の失敗にかなり影響する
・雨量が多い年はスイカが雨に濡れない対策が必要!