青じそ(大葉)の育て方|青じその特徴
青じそ(大葉)の育て方を初心者にも分かりやすくカンタンに紹介していきます。
青じそは病気も少なく、害虫もつきにくい野菜なので初心者にはとても育てやすい野菜です。
青じそはこぼれ種から翌年芽を出し、勝手に育ってしまうくらい生命力の強い野菜です。
よく大葉と言われますが、これは青じその葉のことを表しています。
青じそはシソ科の野菜でシソ科には他にミントやバジルがあります。
ローズマリーやレモンバームなどもシソ科に含まれていてハーブに多く見られます。
青じそはヒマラヤから中国南部が原産地で日本には縄文時代に伝わったとされていて古くから日本で栽培されていた野菜です。
大葉と言われている青じその葉は栄養も豊富に含まれています。
大葉は他の野菜に比べてベータカロチンが多く含まれています。
ベータカロチンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されてがん予防や老化防止の効果があると言われています。
そのほかにもビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなども含まれている栄養豊富な野菜です。
また、大葉の香りの成分であるペリアルデヒドには抗酸化作用や防腐作用があります。
いろんな栄養が豊富に含まれる青じそはぜひ家庭菜園で育てたい野菜です。
あまり手もかからずに育てることのできる青じそをうまく育てて、栄養豊富な大葉をたくさん収穫したいですね~。
青じその育て方|畑の準備
青じそは畑でもプランターでもカンタンに育てることができます。
ウチでは畑が狭いこともあり、毎年プランターで育てることにしていますが、プランターでも十分に大きく育てることができ、たくさんの大葉を収穫できます。
プランターに購入した培養土を入れて青じそを育てます。
青じそは種でも苗でもどちらからでも育てることができますが、苗を買ってきて育てる方がカンタンに育てることができます。
種から育てる時はポットに種まきをしてある程度大きく育ててからプランターに植え替えした方が失敗は少ないです。
ウチではよく翌年に青じそを育てていた近辺のこぼれ種が発芽することがあり、たまにそういうはぐれ青じそを育てることもあります。
青じそはかなり繁殖力が強い野菜です。
青じその育て方|収穫までの管理
青じそは病気や害虫に強く、カンタンに育てやすい家庭菜園向きの野菜です。
害虫被害はたまに葉が喰われてしまうことがありますが、葉が食べられてるのを見つけたときにすぐに害虫を見つけて駆除すれば被害は最小限に防げます。
青じそにはあまり害虫は寄ってこないのでほぼ害虫に悩まされることはないでしょう。
無農薬でも十分にたくさんの大葉を育てることができます。
病気にもなることは少なく、私も今まで育てていた中では1度だけ途中で枯れてしまったことがありますが初めてのプランター栽培で水をやりすぎて根腐れを起こしたのが原因でした。
プランター栽培の場合は水のやり方がポイントになってきそうです。
苗を植え付け直後は水をしっかり与え、苗がしっかり根付けば水をやりすぎないように青じその様子をみながら水を与える方が失敗は少ないです。
また、青じそは日当たりが強すぎると葉が固くなるので夏場の日差しの強い時期は半日陰で育てる方が美味しい大葉を収穫できます。
青じそは陰性植物で日当たりがなくても育てることができるので、このあたりも初心者でもカンタンに育てることができる要因になっています。
大葉の収穫が始まったら2週間に1度の頻度で株元に10gほど化成肥料を与えてあげれば寒くなるまでたくさんの大葉を収穫できます。
ちょっとした時に重宝していろんな料理に使える大葉はぜひ家庭菜園で育ててみたいですね。
青じその育て方のまとめ
科目:シソ科
栽培難易度:かんたん
栽培適温:15~25℃
日当たり:半日陰
水やり:ふつう