スイカの育て方|スイカの特徴
スイカは南アフリカ原産のウリ科の野菜です。
スイカは私も子供のころから大好きな野菜で夏休みといえばスイカを食べて、食べ終わったスイカの皮を飼っていたカブトムシによくあげていました。
あの大きいスイカの実を見ると何となくスイカの育て方はむずかしいのかなと感じてしまいますが、家庭菜園歴4年目のまだまだ初心者の私にでも意外と簡単にスイカを育てることができました。
昨年のスイカ栽培ではスイカの受粉時期が遅れてしまい収穫時期が遅くなってしまいましたが初心者にしては上々の出来で大きなスイカの玉を2玉収穫することができました。
大きなスイカを収穫できた時の喜びはかなりのもので、家庭菜園の初心者の方にもぜひスイカの育て方をマスターして1度は家庭菜園でのスイカの栽培にチャレンジしてほしいと思います。
スイカの特徴は高温と乾燥を好み多湿は苦手です。
水はけがよく日当たりの良い場所で育てます。
初心者でも簡単に選べる良い苗の選び方は、まず本葉が4~5枚ついているもので葉は濃い緑色をしていて厚みがある苗を選びます。
あと良い苗の選び方は子葉が2枚残っているもので茎が太く節間がせまい苗を選べばよいでしょう!
スイカの育て方|畑の準備と苗の植え付け
スイカを育てる前の畑の準備はまず2週間前に苦土石灰をまいてよく耕します。
その後苗の植え付け1週間前に堆肥と化成肥料をまいて耕して畝立てをします。
生育初期のつるぼけを防ぐため元肥は少なめにし、着果してから追肥をするようにします。
スイカの畝立て、畝の作り方は畑の広さが十分に広いときは畝幅70~80cm、株間100cmで畝高は20cmくらいで畝立てします。
スイカは水はけのよい土を好むので畝は高畝の方が良さそうです。
ただ家庭菜園でスイカを育てる場合そこまで畑が広くない時のほうが多いと思います。
畑がそれほど広くないウチの場合のスイカの育て方は1株だけ植え付けるので60cm四方の畝を作り苗の植え付けをしています。
あとはスイカのツルが伸びてきたら畑を取り囲むようにツルを伸ばして何とかスイカを育てています。
せまい畑でのスイカ栽培はキビシイです。
広い畑をもっている方はうらやましいですね。。。
畑が狭い方におススメのスイカ栽培方法はスイカの空中栽培です。
スイカ棚を作りネットを張り、スイカのツルを空中に誘導して着果させる方法です。
スイカの空中栽培だとツルを上に持っていくので畑が狭くてもスイカ栽培が十分楽しめそうです。
まろんもスイカの空中栽培に向けてスイカの棚を作り、スイカの空中栽培に挑戦中です。
スイカの空中栽培に挑戦!支柱を立ててスイカの空中栽培の棚を作る!
また家に畑が無いのでスイカづくりに挑戦できない。。。
という方には最近では貸し農園やレンタル畑みたいなサービスもありますので、こういった畑を借りることで醍醐味のあるスイカ栽培に挑戦できると思います。
家庭菜園に挑戦するならいつかは野菜の王様、大玉スイカ栽培に挑戦してみたいですよね~。
スイカは生育温度も高めなのでマルチを張り地温を上げてから苗の植え付けをします。
また寒さにも弱いので寒さ対策でビニールトンネルやホットキャップで苗を覆い温かくなる時期まで寒さや冷たい風から苗を守りましょう。
スイカの育て方|収穫までの管理
本葉が5~6枚になったら3本の勢いの良い子ヅルを残して他の子ヅルを摘心し、親ヅルの先も摘心します。
生育の良い子ヅル3本を空いているスペースに伸ばし子ヅルを育て、途中で子ヅルの節から伸びてくるわき芽はハサミで切り取ります。
スイカの花は雄花と雌花があり、雌花に雄花をこすりつけて人工授粉します。
子ヅルの15~20節の間の雌花に人工授粉し着果させるのが良いでしょう!
人工授粉したらその日付をわかるように書いておき収穫時期の目安にします。
着果後はスイカの果実の形を整え、色ムラをなくすため玉直しを行い収穫に備えます。
スイカの収穫時は果実のついた節の葉が枯れた時が目安で、大玉のスイカなら着果から45日が目安です。
もっと分かりやすいスイカの収穫時期の見分け方はスイカを授粉してからの積算温度を調べることで初心者でも簡単にスイカの収穫適期を見分けることができます。
スイカの育て方|まとめ
科目:ウリ科
栽培難易度:ふつう
栽培適温:23~30℃
日当たり:日なた
水やり:乾燥気味
株間:100cm
畝幅:70~80cm
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