家庭菜園を守る益虫!ナナホシテントウ!
家庭菜園をしているとたくさんの昆虫たちとの出会いもあります。
今回は家庭菜園には欠かせない昆虫ナナホシテントウについて書いていきたいと思います。
ナナホシテントウは公園やちょっとした草むらなどあらゆる場所で見つけることができる昆虫で、カラダの大きさも小さくて羽の模様もかわいいのでほとんどの人に好まれている昆虫ですよね。
私にとってもナナホシテントウは子供の時から愛着のある昆虫でした。
昆虫採集をする年頃になったときには虫かごにたくさん捕まえてきてアブラムシのついた葉っぱを入れてたくさん飼育していたこともあります。
ナナホシテントウの飼育はそれほど難しくなく、アブラムシのついた葉を定期的に入れていれば幼虫からサナギ、成虫へと羽化するのはカンタンでした。
そんなナナホシテントウが将来また私にとって楽しみを与えてくれる昆虫になるとは思ってもいませんでした。
こんな40代になってもまさかナナホシテントウの採集をするなんて。。。(笑)
家庭菜園をしているとナナホシテントウは本当に理想的な昆虫なんです。
ナナホシテントウはアブラムシを食べてくれる益虫で野菜たちをアブラムシの被害から守ってくれるありがたい昆虫なんですね~。
アブラムシはほぼどんな野菜にでもやってくるので本当にナナホシテントウという益虫の存在は家庭菜園の野菜たちにとって大きいです。
特に無農薬で野菜を栽培しているとアブラムシを駆除するのがホントにたいへん。。。
農薬を使わなければ粘着テープで貼り付けたり、水をかけて洗い流したりするしかアブラムシを駆除する方法はありません。
…かといって、アブラムシの発生をそのまま放置していると大増殖して野菜が病気になったり、弱ったりして枯れてしまいます。。。
うちの家庭菜園も農薬を使わないで栽培しているので、ナナホシテントウがアブラムシを食べてくれるのはすごく助かります。
ナナホシテントウを数匹アブラムシの発生した野菜に放しているだけである程度アブラムシの増殖を抑えてくれるんです。
ナナホシテントウは本当に頼もしい益虫です。
家庭菜園を始めてからは毎年、栽培している野菜にアブラムシが発生するころになると必ずナナホシテントウの採集に出かけています。
そんな家庭菜園をアブラムシの被害から守ってくれるアブラムシですが、ナナホシテントウの成虫を捕まえてきて畑の野菜たちに放虫してもその場所に居着かずにまたどこかに飛んでいってしまうときがあります。
ナナホシテントウの成虫だと羽があるのでなかなかこっちの思うように居着いてくれません。
なので野菜たちのアブラムシを食べてもらうにはナナホシテントウの幼虫がオススメです。
ナナホシテントウの幼虫を捕まえてくるか、卵を見つけてくるか、もしくはナナホシテントウの成虫に卵を産んでくれるように期待するか。。。
ナナホシテントウの幼虫が畑の野菜たちに増えてくると一気にアブラムシの発生スピードを抑えてくれます。
無農薬での野菜栽培にはぜひナナホシテントウの幼虫を捕まえてきてアブラムシの発生を抑えたいですね~。
緑の葉にナナホシテントウのカラフルな姿がたくさん見られると彩りがあって家庭菜園の畑も華やかになりますよ~。
ナナホシテントウ
体長:5~9㎜
分布:北海道、本州、四国、九州、沖縄