家庭菜園の野菜の種の有効期限と寿命を考える!
2014年からスタートした家庭菜園生活ですが今年で4年目の野菜の栽培となりました。
4年目を迎えた2017年の家庭菜園を振り返ると、まず計画していたほうれん草の早期栽培のスタートが出遅れました。
春にほうれん草の種を植えたのですが、まったく芽がでてこない。。。発芽不良がありました。
発芽しないので、また種を蒔きなおしに。。。
その影響でほうれん草の栽培期間が延びてしまい、後作に作る予定の野菜の栽培がどんどんと遅れてしまいました。
オクラ栽培に関してはそのあおりを受けて栽培時期が遅れてしまい、今年初めて収穫まで育てることができませんでした。
ウチの家庭菜園の畑はせまいので、予定通りに野菜を作れないと後作に大きな影響があります。
今回の春のほうれん草の種が発芽しなかった原因を考えたのですが、おそらくほうれん草の種が4年前に購入した種だったので 有効期限が過ぎて種の発芽力が弱くなっていたのが原因 だと思います。
いままでは種の寿命や有効期限、保存の仕方など考えたこともなく前の年に余った野菜の種をそのまま使用していましたが、今回の発芽不良の経験を受けて野菜の種の有効期限を考えてみたいと思います。
野菜の種は小さいものほど寿命は短く、大きい種は寿命が長い傾向があります。
短命種子(1~2年)…ネギ、ニンジン、ミツバ、シソなど
常命種子(3~4年)…ほうれん草、レタス、インゲン、大根、キャベツなど
長命種子(5~6年)…トマト、ナス、スイカなど
ほうれん草は3~4年の寿命なのでやはり発芽しなかったのは種の寿命が原因でした。
ウチにはまだまだ余っている野菜の種がたくさんあります。
たくさん種が余っているのですが管理が悪く、いつ購入した種かも分からない状況です。
購入時期が分からない野菜の種は有効期限が分からないので一度処分することにしました。
今年からは購入した種には日付を書くようにしました。
種を購入した日付を書くことである程度種の有効期限がわかるので今回のような種が発芽しないという失敗は防ぎやすくなると思います。
そのほかでは種の寿命を長くするには保存方法も重要になります。
種は低温、低湿度で保存するほど寿命は延びます。
ジッパーの袋や缶や瓶などに入れて密閉し乾燥剤を入れて冷暗所に保存しておくといいでしょう!
種も安いものではありませんし、たくさん野菜を育てるには種の購入費用もバカにはなりません。
種の管理と保管をきっちりとおこなうことで種の寿命を延ばし、発芽不良のない家庭菜園生活を目指したいですね!
野菜の種の特徴!好光性種子と嫌光性種子って。。。??
野菜の種の種まき、発芽不良の原因には種の寿命以外にも原因があります。
植物の種には好光性種子と嫌光性種子という種の特徴があります。
好光性種子というのは発芽に光が必要な種子で、嫌光性種子というのは光があると発芽しにくい種子のことです。
好光性種子や嫌光性種子という種の特徴を知ったのは、人参の発芽があまりに悪かったことで人参の発芽について調べたことがきっかけでした。
野菜の種の発芽に光が関係しているなんて考えたこともなかったので驚きでした。
好光性種子の正しい種の蒔き方は蒔き溝を浅めにすること、覆土は薄くかけることです。
好光性種子の代表野菜の人参などは覆土が多いとまったく発芽してきません。
逆に嫌光性種子の種まきでは種は深め、覆土は厚めで種まきします。
それぞれの種の特徴をしっかり把握することが、発芽不良を防ぐ近道になりそうです。
人参、ミツバ、レタス、シソ、セロリ、パセリなど
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