今年は ”ツルなし” モロッコインゲンの栽培
いままではモロッコインゲンといえば ”ツルあり” のモロッコインゲンを毎年育てていましたが、今年は初めて ”ツルなし” のモロッコインゲンの栽培に挑戦することにしました。
同じモロッコインゲンとはいえ今年は”ツルなし”のモロッコインゲンなので新たな野菜を育てるような感覚で新鮮な気持ちになります。
ツルなしモロッコインゲン。。。ツルがないなんて、どんなふうに育っていくのかとても楽しみです。
ツルなしモロッコインゲンの種袋の裏面。
種袋の裏面にはけっこう重要なことが書かれていることが多いのでしっかりよく読んでから菜園作業に取りかかります。
今回も気になる一文が。。。
『栽培条件によってはツルが伸びる場合があります』。。。??
せっかくツルなしモロッコインゲンの種を買ってきたのに、ツルが伸びてしまうと困るな。。。
そんなことを思いながらもいよいよツルなしモロッコインゲンの栽培のスタートです。
2019年5月15日
ツルなしモロッコインゲンの種まき
ツルなしモロッコインゲンの栽培のスタート!
ツルありモロッコインゲン同様に種から育てます。
ツルなしモロッコインゲンの種の袋を開けてみると。。。
真白のツルなしモロッコインゲンの種が。。。
こんな白い種だとは思っていなかったので少しオドロキ。。。
さっそく畝をたてて準備していた土の中にツルなしモロッコインゲンの種を蒔いていきます。
今回は1つの場所に4粒を蒔いて、それを2か所種まきをしました。
うまく芽が出るといいけどなぁ。
ツルなしモロッコインゲンの種まき~発芽
種まきから1週間、地面のひび割れの中からツルなしモロッコインゲンの子葉が見えてきています。
フタバが2枚と本葉が2枚。
成長が早いのに驚き!
もう1本のツルなしモロッコインゲンも芽が出てきました。
2019年5月30日
ツルなしモロッコインゲンの種まきから半月でここまで大きく成長。
5月は天候が良く暖かい日が多かったせいか順調に育ちました。
ここまでのツルなしモロッコインゲンのようすはツルありモロッコインゲンと同じような雰囲気です。
ここからどんな違いが出てくるのか。。。成長が楽しみです。
2019年6月6日
1か所に4つの種を蒔き、そのうちの3つが発芽し成長していたツルなしモロッコインゲン。
ここで3つのツルなしモロッコインゲンのうち1つを間引きし2本だけを育てることに。。。
間引きするのは忍びないけど。。。仕方ない。
間引きすることで残りのツルなしモロッコインゲンの成長を促します。
2019年6月17日
本葉が増えてきたツルなしモロッコインゲン。
ただ、さすがにツルなしモロッコインゲンなのでツルはありません。
この先どのように育っていくのかワクワクします。
ツルありモロッコインゲンと違い支柱立てをしていないのでその分手軽といえば手軽なのかもしれません。
今のところは土を耕して種まきをしただけの作業内容となっています。
ツルなしモロッコインゲンの栽培は楽ちんですね!
2019年6月26日
ツルなしモロッコインゲンの種まきから1か月と10日ほど経ちました。
1本ツルらしきものが伸びてきました。。。
ツルなしのはずだけど。。。大丈夫かな。。。
とりあえず支柱を立てずに様子を見ることにしました。
初めて育てる野菜は成長が予想できずに楽しみが多いです。
2019年7月5日
7月に入りツルなしモロッコインゲンは横に横に。。。と成長が続いています。
狭い畑のなかで横に広がり畝と畝のあいだが歩きづらくなってきました。
ようやくツルなしモロッコインゲンの花が咲きました。
花はツルありもツルなしも同じです。
キレイでちいさな白い花。
葉の色も健康的で順調に成長しています。
2019年7月16日
花がどんどんと咲きはじめ葉も横にどんどんと広がってきました。
葉をかき分けて見てみると小さなさやがついています。
順調に育ってますね。
モロッコインゲンは病気や害虫が少なくて本当に育てやすい野菜です。
2019年7月26日
ツルなしモロッコインゲンの種まきから約70日。
ようやくインゲンマメができました。
とりあえず2本だけ収穫。
無事にツルなしモロッコインゲンが育ちました。
2019年7月31日
ツルなしモロッコインゲンの種まきから約75日。
モロッコインゲンがどんどんと実を付けました。
葉をかき分けて見ると果実がたくさんなっています。
ツルなしモロッコインゲンのこれまでの収穫数は30本に。
ただツルありモロッコインゲンと比べて実が細くて小さい感じがします。
あと気になる点としては地面に近い部分で実をつけるので土に触れ腐っているさやが目立ちます。
葉の中にさやが隠れているので収穫時に探すのもタイヘンですね。
2019年8月2日
収穫が続くツルなしモロッコインゲン。
今日は収穫時に。。。
テントウムシの幼虫を発見。
アブラムシをやっつけてくれるてんとう虫の幼虫はありがたい。
収穫をしていると地面近くのサヤが傷んでいるのを発見。
ツルがないので地面すれすれに実をつけたサヤは水にぬれて腐ることも。。。
きれいなサヤのみを収穫。
ツルなしモロッコインゲンの総収穫数は66本に!
順調に収穫数をのばしています。
ただ、ツルありモロッコインゲンと比べると小さめのサヤが多い感じ。。。
2019年8月7日
どんどんと広がりを見せるツルなしモロッコインゲン。
予想以上の広がりで通路が狭くなってしまいピーマンとミニトマトの菜園作業がしづらい状況になってきました。。。汗
モロッコインゲンの収穫時にまたまたテントウムシの幼虫が。。。
もしかしてサヤ好きのテントウムシなのかな。。。
ツルなしモロッコインゲンの総収穫数は104本になりました。
ただツルありモロッコインゲンに比べると収穫数は少ない気がします。
2019年8月23日
8月に入って雨の日が多くなり、スッキリしない天気がつづく北海道。
ツルなしモロッコインゲンは地面に近いサヤは腐って全滅状態になっています。
せっかくのインゲンマメが。。。台無し。。。
これ以上収穫できないままツルなしモロッコインゲンの栽培終了です。
ツルありとツルなしモロッコインゲン栽培の違い
これまで毎年ツルありモロッコインゲンを育てていましたが、今年は初めてツルなしモロッコインゲンを栽培しました。
ツルなしモロッコインゲンを初めて育ててみて、ツルありモロッコインゲンとの比較、違いや気づいた点などを自分なりに考察していきます。
ツルなしモロッコインゲンの長所は、やはり支柱立て、ネット張りの必要がないこと。
支柱立てとネット張りは立ててしまえばそうでもないんですが、実際に立てるとなると割りと時間のかかる作業でこれがないとずいぶん楽になります。
これ以外のツルなしモロッコインゲンの長所。。。
考えてみたけど出てきませんね。。。
逆にツルなしモロッコインゲンの短所は、まず収穫したサヤがツルありモロッコインゲンに比べて小さめで硬めな感じがしました。
こればっかりはツルアリとツルなしモロッコインゲンを同時に育てていたわけではないので今年の気候がモロッコインゲンに合わなかった可能性も考えられますが、やはりツルありのモロッコインゲンのほうが甘くて美味しい感じがしました。
あとは実ができる数が圧倒的にツルありモロッコインゲンのほうが多いです。
その他、ツルなしモロッコインゲンの短所はやはりサヤが地面に近いので雨が多いと傷みやすいです。
最近は夏の雨が多く、このことからもツルなしモロッコインゲンには不利な気候になってきています。
あとツルなしはツルがない分横に広がるので植える場所が狭い場合も苦労しますね。
やはり支柱立てとネット張りが多少面倒でもツルありモロッコインゲンのほうが私は好きですね!