春に向けて!冬の間に土づくりの開始!
いよいよ北海道は冬が近づき家庭菜園も終わりの時期が近づいてきました。
わが菜園も残りは秋ほうれん草とにんじん、長ネギの収穫を残すのみとなっています。
家庭菜園好きのまろんにとってはこの晩秋から初冬にかけての季節が一番好きではありません。。。
大好きな野菜作りが来春までできなくなってしまう。。。泣
北海道の冬はとても長いんです。。。
昨日は朝の気温も冷え込みマイナス2℃まで下がることもありました。
早く来年に向けての畑の土作りをしないと冬が来て雪が降ってきそうです。。。
まだ ほうれん草、にんじん、長ネギは残っていますが。。。
畑の空いているところから来年の春から始まる家庭菜園にむけて土作りの開始!
北海道は冬に入る前の秋の間が来年の家庭菜園に向けての土づくりのチャンスです。
まずは畑の土の上に 有機石灰 を撒きます。
有機石灰というのは牡蠣やホタテなどの貝殻を粉末にしたもので主成分は炭酸カルシウムです。
苦土石灰よりもゆっくり、じっくりと土に効いてくるので冬のあいだの土作りにはもってこいの資材です。
有機石灰の効果には 野菜の病害を防ぐ 効果があります。
特に家庭菜園のような狭い畑では、毎年同じ種類の野菜を育てることが多いので、有機石灰を土に投入することで 連作障害 からくる野菜の病気発生リスクの軽減につながります。
家庭菜園のような狭い畑では、同じ場所に同じ科目の野菜を作らないようにする『輪作』がむずかしいので有機石灰の効果はとても助かります。
また有機石灰には 土の酸度調整 の効果があります。
畑の土の酸性度は自然の雨などにより、少しずつ酸性になっていきます。
なにもしないでいると畑の土はドンドンと酸性に偏り野菜の育ちづらい土壌になってしまいます。
さきほど書いたように有機石灰の効果はじわじわとゆっくり効くので冬のあいだの土づくりに最適です。
春にはちょうど野菜に最適な酸度の土に近づいていることでしょう。
有機石灰は固まりやすいのでしっかりと土に混ぜ込んで耕しましょう。
つぎにうちの菜園では来年の春にむけての土づくりのため堆肥を投入します。
うちの畑の土は元々は庭の粘土質の土をふるったものを使っているので毎年少しずつ堆肥を投入して土壌の改良をしています。
毎年、家庭菜園の野菜の収穫が終わった後に有機石灰と堆肥を投入することで、ここ何年かですこしずつ粘土質だった土にフカフカ感が出てきたような気がします。
野菜も根の張りが良くなり、大きく育つようになってきました。
今年の秋は土づくりのために 牛糞堆肥 を家庭菜園の畑に投入しました。
牛糞堆肥 は 土の水はけと通気性、保水性を改善する効果 があり 土をフカフカ にします。
牛糞堆肥 は繊維分が多いのも特徴で土の中でゆっくりと微生物に分解されて団粒構造の良い土壌を作ります。
家庭菜園の土づくりに最適ですね!
畑のあいたところに牛糞堆肥を投入。
しっかりと土を畑の深いところから耕します。
半分の広さでもけっこうな重労働です。
このあいだまで腰が痛くてできませんでしたが、ようやく腰の痛みも回復し春に向けての土作りが開始できました。
タイヘンですが来年の家庭菜園、畑での野菜作りのためには冬の間の土作りに手は抜けません。
冬になり雪が降る前に早く土作りを終わらさないと。。。のこりは半分。
そのまえにはやく残りの野菜たちを収穫しないとなぁ~。
冬を前に秋ほうれん草はこんなかんじで収穫期をむかえています。
黒マルチと不織布の中で立派に育ちました。
ニンジンも、あとは収穫するだけなんですが心配事がひとつ。。。
キアゲハの幼虫がいるのでニンジンをすべて収穫するとキアゲハが餓死してしまう。。。
ニンジンの収穫を早くしたいので、はやくサナギになってください。。。